★2012年8月、およそ6年ぶりに中国上海に帰ってきました!このブログは「AZU」が綴る、上海(サンヘー)滞在記録。ワクワクの上海生活、まるごとお届けします。ほらね、生きてるってこんなに可笑しい★


by azu-sh
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

<   2006年 09月 ( 13 )   > この月の画像一覧

ごめんなさい…

 「仕事は特にしなくてもいい、ただ一人きりになるのを防ぐために毎日会社に行きなさい」と医師に言われました。特にやるべき仕事もないので長い長い一日でした。パソコンに向かってぼんやりしてるだけ。
 退勤時の地下鉄では運良く座席に座れたので、二分後には熟睡してしまいました。混みあう地下鉄一号線。ふらふらと降りた駅でも階段を上がる力がなく、プラットホームのベンチでもう一度熟睡。帰宅する頃には心を決めていました。今日で人生を終わりにしようと。

 ルームメート宛に遺書を書き、二段ベッドの一番高いポールに電化製品のコードをまきつけ、首を吊りました。一度目は失敗…ベッドの下に置いてあるダンボールに足が付いてしまったからです。首吊りは確かに苦しい。喉が痛む。身がもだえます。でもリスカよりODより、成功率が高いと聞いたから。

 あづのいとこは19歳で首吊りをしました。
 あづの中国語の生徒さんは、高校生の娘を残し首を吊って世を去りました。
 でもどうしてあづはうまくいかなかったの。

 明日は会社に行きたくない。きっと説教させられる。
 「命を大切にしろ」とかなんとか。
 アメリカに言え、イラクに言えよ。
 首吊り、二度目は友人が駆けつけてしまって失敗。

 たぶんこのブログが今のあづの命綱…
[PR]
by azu-sh | 2006-09-27 07:37 | 「あづ」の一筆コラム

どっちが利己的なの?

 コメントたくさんいただいているのに、返事が書けなくてごめんなさい。 皆さんが書き込んでくれるひとつひとつのコメントがとても深くて貴重で、そんなにさらっと「ありがとう」じゃ答えられないんです。ひとつのコメントを咀嚼するためにじっくり読んだり考えたりしたいから、返事がなくても気を悪くしないでください。どれも大切に読んでいます。この場を借りて、返信できないこと謝らせてください。本当にすみません。

 医師はこう言いました。
「わたしは今日あなたを診察したからあなたに対して責任があります。あなたがわたしの患者である間にあなたが自殺したら、わたしは一生責任を感じ、一生自分を責めます」
「あなたの肉親はみんな日本にいるけれど今のあなたにはルームメートがいます。あなたが部屋で死んでいるのを最初に発見するのはたぶんルームメートです。その人は一生そのことで傷つき、悲しみ、トラウマを抱えることになります。そのことを考えましたか?」

 初めてルームメートの涙を見た。こんなに長く一緒に住んでいるのに初めて。
「あづが何日も意識がなくなった時、あたしがどう思ったと思う?あづがリスカした血だらけの腕を見せた時、あたしがどう思ったと思う?」
「……」
「あたしはね、痛かった…苦しかった…」

 「あなたを愛してくれる周りのみんなの気持ちを考えなさい」と医師は言う。
 じゃあ、わたしの気持ちを考えてくれる人は誰もいないの?
 わたしをラクにしてあげたいと思ってくれる友達は誰一人いないの?
 苦しいままのぬけがらのわたしと友達でいたいの?
 一体どっちが利己的なのよ。
[PR]
by azu-sh | 2006-09-25 09:14 | 「あづ」の一筆コラム

病院に行った

 昨日、病院に行った。半月ぶりにピアスをつけたのに、病院に行こうとソファから腰を上げるまで三時間かかった。
 例の“あるがまま”老医師は休みだったので、別の若い女性の先生に診てもらった。少し問診をして、わたしの様子を観察した医師は「今日から入院してもらいます」と言った。優しい声で「ほら、この病棟の後ろには新築のとってもきれいな入院棟があるのよ。目をあげて見てご覧なさい。窓の向こうに見えるあの建物よ。きっと気に入るわ」。
 あづは目をあげなかった。両目から涙があふれてきて、ぽたぽたとTシャツに吸い込まれていった。「我不要住院,不要住院……(入院はイヤ)」しゃくりあげながらそれだけ言うと、「でもね、今のあなたは入院しないと危険なの。病室はとてもきれいだし入院費だって日本ほど高くないはずよ」と医師。
 あづは日本で精神科病棟に入院したことがあった。恐怖だった。悪夢だった。
 医師はわたしの涙ではびくともしない。「入院してくださいね」消え入りそうな声でわたしは聞いた。「住几天(何日入院するんですか)?」「それはあなた次第よ」

「先生はね、国慶節の後もあなたに生きててほしいの。入院をそれほど嫌がるんなら来週あなたがわたしに会いに来てくれる?会いに来ると約束してくれる?」
「会来的…(来ます…)」
 あまりに小さい声だったから「那我不相信你(そんな声じゃ信じられないわ)!」と言われた。医師はわたしと握手しようと手を差し出してきた。「一言为定,下周你一定来看我,握握手吧(約束よ、来週必ずわたしに会いに来ること。さぁ握手して)!」

 …握手できなかった。医師は顔をしかめた。相変わらず下を向いて「我没事的,会来看你的…(平気ですから)」とつぶやき続けるわたしに、医師は「じゃあ、わたしの目を見てそう言いなさい。さぁ、もう一度言ってみなさい」。
 三週間で二回も自殺未遂をして、体はボロボロになっている。医師は部屋を出て、廊下で待っていたわたしの上司に入院手続について話に行った。いやだ、入院なんていやだ。

 戻ってきた医師に聞いた。
医生,为什么不能死?(先生、なんで死んじゃいけないの?)」
 逆に問われた。
你为什么想死?(あなたはどうして死にたいの?)」
 気の利いたことが言えない。
活着太辛苦…(生きてるのがしんどいの…)」

 入院したらブログが書けない。本当はそれが一番寂しい。
[PR]
by azu-sh | 2006-09-22 21:17 | 「あづ」の一筆コラム

また今日がはじまる

 うつの朝は早い。不必要に早い。
 水もまともにのどを通らなくて、何も口に入れていません。脱水症状になりそうでようやく一口飲んだ水もなぜか鼻をつまみながら。そういえば日本にいた頃、呼吸をすることにさえ罪悪感があり、小刻みにしか空気を吸えなかったことがあった。笑われそうだけど。
 「人間ってそう簡単には死ねないよ」友達が言う。
 「じゃあ、簡単に死んじゃう人もいるのはなぜ?」とわたし。
 テロに巻き込まれて死んじゃったイラクの子、竜巻に飲まれたおじさん、ひき逃げにあった高校生。みんなきっと死にたくなかったよね。代わってあげたかった。

 鳥になりたい。
 昨日そう思った瞬間、不意に涙が止まらなくなった。
 鳥になってね、雑踏を見下ろしたり海沿いを旋回したり、橋のてっぺんに止まったりしたい。死んだら鳥になれる?なれる?自由になれる?

 皆さん、コメントありがとう。本当にありがとう。
 どうしてそんなに優しいの?泣けてくる。
 会ったこともない人たちがどうしてこんなに優しいの?
 あづのブログを開いてくれる人がいるから、もうちょっとなら、
 
 生きていたい。
[PR]
by azu-sh | 2006-09-20 05:37 | 「あづ」の一筆コラム

本当の本音

  今年の春にブログを始めて、とうとう100回目の投稿になりました。せっかく100回目だからできれば笑える内容を書きたかったんですが、今のわたしはとても笑える状況ではありません。何度も気が遠くなるのを感じながら、吐き気を抑えてこれを書いています。
 わたし、誰に読んでほしくてブログを書いているんだろう。実はあづの直接の知り合いは誰一人このブログの存在を知りません。このブログを読んでいる人の中でわたしが会ったことのある人はたぶん…いない。じゃあ、誰のために?
 考えても考えてもわからない。

 おととい、友人とこんな会話をしました。
あづ 「Mちゃんは何のために生きているの?」
M  「え?何のため…って自分のためだよ」
あづ 「“生きていて”って自分に頼まれたの?」
M  「誰も頼んでないけど。どうしてそんなこと聞くの?」
あづ 「なんで生きてなきゃいけないか、わからないの」
M  「生きてるのが自然だからじゃないかな」

 ごめん。
 やっぱり、考えても考えてもわからない。

 自分のブログで本音が言えないなんておかしいですよね。いつもは立派そうなことばかり書いていますが、100回記念だと思って本当の本音を言います。やっぱり、生きているのがつらいです。とてもとても、苦しいです。さっきから三度も吐いてしまい、とても寝付けそうにありません。朝を待つのがしんどいです。
[PR]
by azu-sh | 2006-09-19 02:48 | 「あづ」の一筆コラム
◆上海には個性的なデザインの高層ビルがたくさんあります。b0074017_892991.jpgわたしが友達のガイドやお客様のアテンドを頼まれた時によく言うのは「ビルのてっぺんをよーく見てくださいね」。えんぴつのように先が尖ったビル、てっぺんにUFOが停まっているビル、竹の子のようにニョキニョキしたビル、屋根の反り返ったビル…とにかくとってもユニーク。中でもひときわ人目を引くのは、バンドセンターと呼ばれる建物。河南中路にそびえたつ、五つ星ホテルのウェスティン上海。既にバンド(外灘)の夜景の一部ともなっていますね。

◆さて、問題はこのビルのてっぺんのデザイン。拡大するとこんな感じです。
b0074017_8101211.jpg

 上海を訪れた観光客にわたしが必ず尋ねるのは「あのてっぺんを見て何を連想しますか」。皆さんの答えはこんな感じ。
  一位・パイナップル (ダントツ一番)
  二位・ハスの花 (ハスと指定せずに「花」という意見も多し)
  三位・王冠 (「かんむり」のことですね)
  四位・サボテン (…微妙です)
  五位・小林幸子 (大阪からの一観光客より)

 …あなたは何を連想しましたか?
 気になるのは“もともと何をイメージしたデザインなの?”ということ。どうやら「王冠」が正解のようです。このビルは2004年5月、パリに本部を構える世界不動産連盟から特殊類最高推薦賞を受賞したとのこと。ちなみにわたしはこのビルのことを「サチコ」と呼んでいます。「サチコ」は豫園や外灘、南京路といった上海の有名観光地から徒歩圏内。観光の拠点とするのに便利です。

◆先日、豫園で買い物をして帰宅しようと思ったらタクシーがちっとも捕まりませんでした。待てども待てども空車が来ない。こうなったらあづの得意技“一番近くの五つ星ホテルに移動してそこから玄関横付けのタクシーに乗る”しかない!わたしはてくてく…と最寄りのウェスティン「サチコ」まで歩き、まるで宿泊客のような顔をしてボーイさんのエスコートでタクシーに乗ったのでした。タクシーの運転手さんは「お客さん、このホテル、いい値段するんでしょう?一泊いくらでした?」とわたしに質問。そんなの、知るわきゃないでしょ。「カードで払ったからいくらか忘れちゃったわ」と言うと、運ちゃん羨望のまなざし。そしてタクシーはあづの本当の住みかであるボロアパートへと向かったのでした。チャンチャン♪
[PR]
by azu-sh | 2006-09-17 08:16 | 「あづ」の上海観光局
  我们常使用“抑郁”一词来描述生活经历中的悲伤,痛苦。当一个人面临诸如亲人死亡,人际关系破裂,巨大的挫折或失望时,大多数情况下会感到不愉快,悲伤。不过这些情绪反应是个正常的反应,一般持续时间较短。这算不上精神科意义上的“抑郁症”,只能算是日常生活感受的一部分。“抑郁症”的抑郁程度比同样情况的其他人要重,持续时间要长,常伴有焦虑,失眠,食欲下降等身体上的不适感。这种病一般均需治疗,因为即使能消除刺激,也不一定会立刻自行好转。

  人们常常把“抑郁症”看作是性格的弱点,意志薄弱的表现。有些人还以为只有性格内向,家庭不幸福的人才会发生抑郁。其实那些生活适应良好的人,工作顺利,家庭融洽,人际关系良好的人也会得“抑郁症”。因为“抑郁症”的病因不是人的缺点,而是与大脑神经化学物质不平衡有关。发病时表现为经历减退或失去愉快感,失眠,食欲不振,注意力不集中,体重下降,以及与心境相符的自罪感。有时因为灰心失望,自我贬低而导致自杀,自伤。“抑郁症”是一种非常痛苦的疾病,真正对病人的生存有威胁,需要得到及时的诊断和治疗。

  我得了“抑郁症”快三年了。我的主要病情为情绪的持久低落,思维迟钝,体力减退,还反复出现想死的念头。我来上海以后,去了一所医院看病,那里的心理医生说不要为所当为,治疗这种病的真正目的是要重建被疾病损害的生活。现在我在使用抗抑郁药,虽然还没有完全康复,但感觉比以前好了很多。

  据网上新闻报道,上海约90%左右的精神疾病,心理障碍患者没有到医院就医或没有专业指导。前来就医的还只是冰山一角,很多市民不知道自己有心理障碍,而由于社会偏见等原因,不愿意去就诊。不管中国还是日本,人们对“抑郁症”的认识普遍不足。了解了“抑郁症”的基本知识,识别它并不难,关键是我们能够抛弃歧视态度,消除自卑心理,主动求医。因为“抑郁症”虽然是一类严重的疾病,但是可以治疗的。
[PR]
by azu-sh | 2006-09-16 10:40 | 「あづ」の中国語ティータイム
 先回は、わたしがブログを通してうつ病体験を語ることで症状そのものが軽減されてきたという“ブログ効果”について書きました。それに関連して思い出したことがあります。
 上海に引っ越してきたばかりの頃、わたしはまだ抗うつ薬の処方を必要としていました。でも中国はメンタル医療が遅れていると聞いていたし、中国語で医師とどこまでコミュニケーションできるものか不安でした。とはいっても、日本の主治医から「向こうに行っても必ず信頼できる医師を見つけてくださいね」と言われていたし、何より薬を切らしてしまうわけにもいかない。おそるおそる門をくぐったのが、上海にあるローカルの精神科病院でした。

 受付を済ませ、順番を待って診察室に入ります。優しそうなおじいちゃん先生が椅子を勧めてくれました。わたしを緊張させないよう気を遣ってくれているのがわかります。持参した英語の紹介状に目を通すと、これまでのことを話すよう促されました。思いつくまま、日本での出来事や最近の症状について中国語で話しました。おじいちゃん先生はわたしの話を最後までじっくり聞くと、ペンを取り出して日本のひらがなを綴り始めました。そこにはたどたどしい日本語で「かくあるべし」と「あるがまま」という二つの言葉が書かれていました。そして中国語交じりの日本語で、
「不要“かくあるべし”、“あるがまま”就可以了。」
(“かくあるべし”をやめて“あるがまま”でいいんですよ。)
と言ってニッコリ笑ってくれたのです。
 正直、これを日本人の医師に言われてもそれほどピンと来なかったでしょう。でも異国の地で中国人医師がつたない日本語で言ってくれた言葉だったから、特別あづの心に染みました。先生は同じ紙に電話番号を走り書きし、「これは私の自宅の番号です。何か困ったことがあったらいつでもかけてらっしゃい」と小声で言ってくれました。
 欧米諸国に比べたら日本のメンタル医療もまだまだ成熟しているとはいえないようですが、まして中国ではなおさら難しいだろうと覚悟を決めていたのに。最初からとてもすばらしい先生に出会えて、本当に安心しました。

 そのお医者さんが言った「あるがまま」というのは有名な“森田療法”の考え方に通じます。後日、その主治医が「今度、森田療法の講義をしに日本から大学教授がやってきます。この病院の精神科医に対する講習会なんですが、あなたは日本語がわかるから聞きにきてもいいですよ」と教えてくれました。言われた日に会場に行ってみると白衣の医師がたくさん集まっています。少し気後れしましたが、席について講演に耳を傾けました。
 講演はスライドを映しながら日本語で行なわれ、中国語の同時通訳がついていました。講演のテーマである“森田療法”というのは1920年に日本で確立された神経症治療法のひとつ。考案者の森田正馬(1874-1938)は高知生まれ、自身もパニック障害を抱えていたのですが独自の治療法で克服したそうです。わたしがとても興味深いと思ったのは、彼がある時四、五年前からパニック発作のあった女性を診察したった一度の問診で見事回復させてしまったという話。彼はその患者にこう指示したそうです。
「自分から発作を起こし、忍耐し、その様子を自ら観察してください。そうすればその体験を通し、今後発作の起こらない方法をお教えしましょう」
 後日、患者の女性は「やってみたけど発作を起こせず、五分もしないうちに寝てしまった。今までの不安はなくなったので今後も起こらないと思う」と医師に話しました。自分が抱えていたはずの恐怖を自ら突破してしまったというのです。これはあくまで医師と患者の関係が良かったゆえの成功例ではありますが、患者の「発作に対する不安」「発作を迎え撃つ気持ち」に変化させてしまったわけです。

 わたしは特に勉強したことがないので“森田療法”についてこれ以上は知りませんが、わたしを診察してくれた上海の医師はまさにこの治療法を取り入れている人でした。「あるがままでいい」「60点の出来でよい」という考え方。そして森田正馬が患者に“自分を観察する”よう勧めたように、「自らを語り、それを通して自分を知ることは人が悩みの渦に入った時の重要な解決法である」というのも森田療法の考え方です。
 …とすると、わたしがこうしてブログの記事を書くために自分の症状を観察しているのはまさに症状を「恐れる」のではなく「迎え撃つ」姿勢に変わった、という証です。うーん、もしかしたら近い将来、精神医学界で“ブログ療法”なんていう新しい治療法も登場するかもしれませんね。(笑)
b0074017_12352419.jpg

[PR]
by azu-sh | 2006-09-14 12:38 | 「あづ」の「うつ」
 この一週間、実は一度も家から出ていません。あまりにひきこもっているので訪ねてきた友人から「ヒッキー」と呼ばれてしまいました。(笑)
 立っていても座っていても、とにかく長時間体を起こしていると貧血になってしまうんです。今回は病気の身体症状ばかりが目立っていて、気分の落ち込みはあまりありません。

◆うつ病の主な身体症状◆
不眠(寝つきが悪い、熟睡できない、朝早く目覚める)
食欲不振(おなかがすかない、食べてもおいしくない)
体の痛み(肩こり、腰痛、頭痛、手足のふるえとしびれ)
胃腸異常(胃の不快感、便秘)
めまい、立ちくらみ、疲れ、だるさ、動悸、微熱…


 気持ちが割と安定しているので(あれ、うつじゃないのかも…)と思ったりしますが、上記の身体症状がすべてあてはまっているところを見るとやはりそうなのでしょうね。今回、気持ちが安定している理由のひとつにこのブログがあります。自分のうつ体験を残したいと思って始めたこのブログ、これまでも数年前にさかのぼって詳細を思い出しながらうつ病について書いてきました。自分の変化を観察し、記録する。その過程を経ることで病気を客観視できるようになったようです。つまり、渦のただ中にいる自分だけでなく、それを冷静に見つめて表現する自分も獲得できたようなのです。視点が変わったことで病気の症状が軽くなった。わたしにとって大きな“ブログ効果”です。

 上海で知り合った友人たちも助けになってくれています。まるで日本のお医者さんが問診する時のように、今の症状や気持ちの変化などをわたしが話せるよう上手に誘導して話を聞いてくれたり。タクシー代も自腹でわたしを急いで病院に連れて行ってくれたり。仕事を休んで一日中一緒に家にいてくれたり。「日本食作ったよ」と言ってひじきの煮物をバスで届けてくれたり…。おかげで、日本にいた時よりも穏やかな環境で休養できています。

 友人に「うつが治ったと言えるのはどういう時だと思う?」と聞かれました。特に考えたことはなかったのですが「死ぬことに興味がなくなった時、かなぁ」と答えました。正確に言えば「故意に死ぬということに興味がなくなった時」です。生きるのが“楽しい”と思えるかどうかは別にして、(生きていても別にいっか~)と思えた時。
 以前はそう思える日が来るとは到底想像できなかった。でも今はその日が来ることを望んでいます。上海生活とブログのおかげで、生活が色づいてきたから…
b0074017_8201580.jpg
   ↑ 東台路のアンティーク市場で。骨董品の中で夢見る骨董猫。
[PR]
by azu-sh | 2006-09-12 08:23 | 「あづ」の一筆コラム
 うつ病の症状のひとつ「早朝覚醒」のせいで、朝早く目が覚めてしまいます。 まだ寝足りないのに、連日早朝に目が冴えてしまうんです。睡眠導入剤はあくまで“導入”部分にしか効かないのでしょうか。そういえば、昨日体のあちこちに紫に変色した打撲跡があるのを見つけてビックリ。友達に「酔っ払いみたいに何度も壁にぶつかってたからねぇ」と苦笑されました。薬を飲むと平衡感覚がおかしくなるみたいです。(記憶もないし…笑)

b0074017_16504358.jpg 今朝も四時に目が覚めてしまったので、先月買ったまま見ていなかったDVDを見ることにしました。日本ではめったに公開されないレアなロシア映画も、中国では割と手に入れやすいんですね。これは福州路の上海书城で購入。

← 今日見たのはコレ。
 Президент и егo внучка
 总统和他的孙女(大統領と孫娘)
 中国語字幕付き
◆どんなお話?◆
 12歳になるマーシャはモスクワに住む貧しい家の女の子。お父さんはとっくに亡くなり、売れない画家であるお母さんと二人暮らしです。ある日、ひょんなことで手に入れた招待券を持ってクリスマス仮装パーティーに行くことになりました。その会場には彼女と瓜二つのもう一人のマーシャも来ていたのです。もう一人のマーシャとは、なんとロシア大統領の孫娘。そうとは知らない大人たちが二人を間違えてしまったからもう大変。貧しいマーシャはお姫様に扮し、お姫様になり損ねた大統領の孫娘マーシャはなんとチェブラーシカの着ぐるみを着ることに!(←あづにとってはこっちの方が魅力的…)そしてこれを境に二人の生活も入れ替わってしまうのです。宮殿(大統領官邸か?!)で何不自由のない生活を送っていた少女は突然貧しい家の子に、路上で新聞を売っていた貧しい少女は突如として大統領の孫娘に。慣れない環境の中で戸惑いながら日々を送る二人のマーシャ。その後、驚くような事実が判明し…。

◆あづのコメント◆
 ロシア映画には暗いイメージを持っていましたが、これは家族で楽しめるホームドラマとしていち押しです!(でも日本では未発表だったりして…^^)「ふたりのロッテ」や「王子とこじき」に共通する、ミステリアスな双子の運命を題材にしたストーリーもかなりわたし好みでした。権力を武器にしていた近寄りがたい大統領が最後には銃を水槽に投げ、労働者たちと一緒に路上でウォッカ入りビールを飲むシーンがとてもロシアらしいと思いました。ナチュラルスピードのロシア語は少ししか聞き取れませんでしたが、とても美しい言語だなぁと改めて思いました。(←おいおい、英語はどうした?笑)

◆ちょこっとロシア語復習◆
 この映画ではこんな家族呼称が何回も出てきました。ロシア語の響きってどことなくかわいいですよね♪お宅でも使ってみてくださいな。
дедушка(ジェードゥシカ) おじいちゃん
бабушка(バーブシカ)   おばあちゃん
папочка(パーパチカ)   パパ(小さな子が使う)
мамочка(マーマチカ)    ママ(同上)
сестра (スィストラ)      姉、妹
дочь   (ドーチ)        娘
внучка (ヴヌーチカ)     孫娘
※おまけ… あづの大好きなЧебурашка(チェブラーシカ)↓
b0074017_16531679.jpg

[PR]
by azu-sh | 2006-09-09 17:04 | 「あづ」のロシアな時間