★2012年8月、およそ6年ぶりに中国上海に帰ってきました!このブログは「AZU」が綴る、上海(サンヘー)滞在記録。ワクワクの上海生活、まるごとお届けします。ほらね、生きてるってこんなに可笑しい★


by azu-sh
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 わたしが新たに診断された「解離性障害」という病気について、ネット上にこんなコメントがありました。
 「耐えられない苦痛から逃れるために、感情や意識といった自我が分離した事で、自分を制御できなくなる病気。解離性障害は困難な“病気”だが、過去に身を守る手段として現れたもの…。だから解離は“本能的な生きる意欲”(である)」
 わたしの病気はとても厄介で、周りに多大な迷惑をかけてしまう。自我が分離してしまうから痛みも感じない中で自傷行為をしたり、自分の意識をコントロールできずその間の記憶も失ってしまう。でも最後にあった一文に、わたしはホッとしました。これは“生きる意欲”の現われなのだと。そうなんです、信じてもらえるかわからないけどわたしは今生きることに貪欲になりつつあるんです。
 あづは死ぬために生きてるんじゃない。わたしは変わったんです。
 だからお願い、わたしを上海に戻してください。
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by azu-sh | 2006-12-30 14:15 | 「あづ」の一筆コラム

体を休めると… 

 最近、午前中はたっぷりと寝ることにしました。仕事も断り、寝ることと気持ちよく過ごすことだけに時間を使うことにしたのです。体が求めるとおりに体を休めると、気分が全然違うということに気がつきました。不必要にうつ状態になることなく、平常心でいられるのです。体を休めると心にいい。今日の大発見です。

 さっき、久しぶりに友人のE子と再会しました。以前、わたしがうつを発病させた時に親身になって助けてくれた友達です。E子の車で街を走りながら、いろんな話をしました。中国のこと、うつのこと、入院のこと、友達のこと。関西出身のE子と話していると、自分まで自然に関西弁ぽくなってしまうのが前からの癖。

あづ 「わたしな、今回は薬飲むの途中でやめへんって決めてん」
E子 「おっ、なんでなん?」
あづ 「うつ、マジで治すことにしてん」
E子 「あづ、変わったなぁー。前は治っても治らんくてもよかったのに」
あづ 「そう。かえって治らんほうが都合よかった」
E子 「でも変わったんやなぁー。すごいわぁー」

 E子は車のハンドルを握ったまま何度も何度もうなずいてくれました。かみしめるかのように。Eちゃん、ありがとう。発病して今日まで三年ちょい。あづがなんとか生きてこられたのも、あなたの功績が大きいね。わたしが中国へ行く前も、こうして再発させて帰国してからも、あなたはちっとも変わらずにわたしの友でいてくれた。そしてわたしの体と心を気遣い、小さな進歩でも心から喜んでくれる。わたしも大切な誰かに対して、そんな存在になれるかな…。
 ありがとう、Eちゃん。
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by azu-sh | 2006-12-28 18:58 | 「あづ」の「うつ」
 何かスポーツや仕事をしている時は「ちょっと休憩」が活力源になりますよね。人間の持つエネルギーは有限ですが、“休息”を取ることで人のエネルギーは再び上昇します。b0074017_18115269.jpg
 でも今のあづは「休むことが仕事」。うらやましいと思う方もいるでしょうが、これがまたなかなか難しいのです。あづが今毎日飲んでいる五種類の薬のうち、四つは眠気を催すもの。だから朝ごはんを食べて薬を飲んだらもう眠い。でも…、寝付けない。かといって他に気を紛らわすことをしようにも眠くて集中力が続かない。

 最近、短時間眠っただけでも夢を見ます。連日、色彩豊かな、色鮮やかな夢を見るのですが、普通の人の夢は白黒だって話は本当なんでしょうか。昨日見た夢もエメラルドグリーンの海と青く光る熱帯魚、紫とピンクのゆかた、赤い屋根にあったかい電飾のついた小さな家…あづは白黒の夢なんて見たことありません。皆さんはいかがですか?
 夢の世界で一日を過ごせたらどんなにいいだろうと思います。何も持たずに、何も悩まずに、一切疲れずに、日々を夢の中で過ごすのです。こんなこと考えているうちは「休むことが仕事」って病院で言われるんでしょうね。でも眠れない…何もする気が起きなくて何もしていないから。どなたか、楽な休み方を教えてください。こんなとき、何をしていればいいの?
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by azu-sh | 2006-12-26 18:13 | 「あづ」の一筆コラム
b0074017_16352092.jpg 「アバウト・ラブ(关于爱)」という映画をご存知でしょうか。東京・台北・上海という三つの大都会を舞台に、日本人と中国人が恋につながる“出会い”をするオムニバス映画です。言葉のつながらない不自由さの中、体当たりで何かを伝えようとする若者たち。両方の言語が聞き取れるわたしとしてはとても興味深くておもしろく、印象深い作品でした。




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 中でも「上海編」はどこでロケしたのか言い当てられるほど見慣れた町並みが出てきて、とても好き。この中で主人公の日本人「修平」は留学先の寮ではなく、“庶民の生活を知りたい”とばかり雑貨屋を営む一般家庭の上の階に滞在します。映画の一番最後に出てくる間借りしていた部屋、これがなんとあづがサンへーパパの家で間借りしていた部屋となかなかよく似ているのです。    
              こんな感じのお部屋でした。↓
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           ちなみに気になるバストイレはこんな…。↑
 これを見て「あたしはちょっと無理…」と言った日本人、多し。でも庶民の暮らしを丸ごと体験できたのはわたしにとってたいへん意義深い“出会い”でした。
ありがとう、わたしのサンへー家族。
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by azu-sh | 2006-12-22 16:51 | 「あづ」の中国ホームステイ
 半年間も更新していなかった(ゴメンなさいっ)、上海ホームステイの記録。
「あづ」の中国ホームステイというカテゴリをクリックして最初から読んでいただけるとおわかりになると思いますが、わたしは以前、上海で子育てを終えたある老夫婦のお宅に間借りして共同生活をしていました。あづのホストファミリーとなってくれたサンヘーパパサンヘーママ、そして結婚して実家を離れ、今は一児の父ともなったサンヘー息子とそのお嫁さんであるジエジエ。二人の間に生まれた赤ちゃんのエンジェル(安琪)ちゃん。あづにとって中国の家族ともいえるそんなサンヘー一家の思い出ですが、今となってはホームステイも過去の話となってしまいました。

 安琪が予定日より二ヶ月も早く生まれた時、わたしはひとつの決心をしていました。(わたしがこの家を去る日が近づいた)ということです。上海に限らず、中国の大半の家庭では子育てに“おじいちゃん”“おばあちゃん”の存在は欠かせません。サンヘーパパの家は築二十年ほどになる古い集合住宅で、間取りは2DK。つまり、わたしが下宿している部屋がひとつとサンヘーパパとママの寝室がひとつあるだけ。それに小さなダイニングキッチンとバスルーム、塀で囲まれた狭い庭だけという簡素な住まいです。今は上海人の老夫婦と日本人ステイ客とで静かに暮らしているけれど、ここに孫娘が出現となったら話は別。共働きで稼ぐ若い息子夫婦に代わって昼間は子守りをしなければなりません。どうしても赤ちゃんのための部屋がひとつ必要です。半年程度のつもりで間借りしていたのに、居心地の良さに魅かれて十ヶ月も居座ってしまった日本人あづ。そろそろ潮時です。

 「サンへーパパ、わたし来月の十日前後に引越しします。安琪が生まれたからもうひとつ部屋が必要になるでしょうし、わたしも仕事の関係で、自分でアパートを借りることにしたので。」
 わたしがそう切り出すと、パパはちょっとホッとしたようなちょっと寂しそうな顔をして「そうかい」と言った。サンへーママは明らかにホッとしていた。今後、初孫の子守りのためにどうしてもわたしに部屋を明け渡してもらいたいことを実際なかなか言い出せないでいたのだと思う。
 さぁ、そうとなったらまたアパート探しをしなければならない。経済的なことも考えると、ルームシェアできるルームメイトも探す必要がある。少し慌ただしくなるけれど、サンへー一家と共に過ごせる残りの日々を存分に味わいながらこの家を記憶にとどめていこう。そんな思いであづは安琪ちゃんのぷくぷくほっぺをつついていた。
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(写真は生後六ヶ月に近づいたエンジェル(安琪)ちゃん。あづが移転後、里帰りに…いや顔を見せにサンへーパパの家を訪れた時にいただいた写真。安琪のいたずらっぽい笑顔がたまらない!)

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by azu-sh | 2006-12-20 14:03 | 「あづ」の中国ホームステイ
 皆さん、激励のコメントを本当にありがとうございました。入院予想期間一ヶ月から三ヶ月と言われていたのに、なんと十日程度で退院できることになりました。今日は退院前の外泊で帰宅しています。昨日、担当医から何と言われたと思います?
「今のあなたには“うつ病”だと診断する要素がないんですよ」
 そうなんです、うつ状態のときにやってくるあの真っ暗な症状が消えてしまったのです。うつは治りかけが一番怖いとも言われますが、少なくとも今のあづは気分が晴れ晴れとしていて今日の青空みたい♪昨日は病院で手品を披露したり、中国語を披露したり、オセロで圧勝したり。入院仲間から「スマイルあづちゃん」とか「マジシャンあづちゃん」なんて呼ばれていました。
 やはり「治したい」という気持ちで病院に入ったことと、大きな動機付けと後押しが与えられたおかげでしょう。声援を送ってくださった皆さんに心から感謝したいと思います。もちろん、何度も後退してうつうつに戻ってしまうこともあるかもしれない。でもこれからのあづは今までのあづとは違います。自傷行為をしたくなる気持ちに容易に乗せられたりしません。何度失敗してもめげずに闘っていくつもりです。
 今、大声で言っておかないとまた意志が弱くなったりするから…ここでもうひと踏ん張り。よし、いくぞー!

「あづは、死にませんっっ!!」
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by azu-sh | 2006-12-19 12:47 | 「あづ」の一筆コラム
 今日から入院が決まりました。
 初めて「治したい」という意思を持って行く病院。
 きっと今までとは違う何かがわたしを包んでいる。
 愛の包装紙に包まれた甘いキャンディーのように。
 ブログの更新はひんぱんにできなくなるけれど、
 あづは少しでも、たとえ少しでも「治して」きます。

最近の小話1★
 夢の中でHSK(中国語の検定試験)を受けに行った。
試験官「では中国語でゴマフアザラシはなんと言いますか?」
わたし「…すいません、わかりません」
試験官「では、ウメジオアザラシはなんと言いますか?」
わたし「…すいま…そんなのいるかーーーっっっ(怒)」

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最近の小話2★
 お座りもお手もおかわりもできる、うちの猫プリンちゃん。おかかをもらう時はこの儀式を一通りやらないとありつけない。これはまずお座り。最近は腫瘍が痛くてだっこできないプーちゃん。好物はマグロの煮付け。塩分控えて長生きしてね♪
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by azu-sh | 2006-12-12 06:34 | 「あづ」の一筆コラム
 どんな難病でもちょっとした癖でも同じ。それを「治したい」という意思がなければ治るものも一向に治らない。わたしのうつ病も同じだ。今まで「治したい」という気持ちになれなかったし、お金をかけて治す意味がわからなかった。
 「まずは治りたいと思えるようになってください」と励ましてくれた友人。「この際あづにはしっかり治ってほしい」とメールで伝えてくれた友人。「治そうとしているからあづは魅力的なんだよ」と言ってくれた友人。このブログを読んでくださっている皆さんもまた、わたしにエールを送ってくれている。

 「治したい」と思うこと。虫歯だったら誰でも自然に思うはず。でもうつの人にとって、これほど難しいことはそうない。死にたい、すべてを終わらせたい、もうどうなってもよい、自分を始末したい…そういう考えに取り付かれているうつ病患者にとって「治したい」から治療を受けるのではなく、「治らなきゃいけない」から病院に行く人のほうが圧倒的に多いんじゃないだろうか。わたしもまたその一人。何のために“死なないよう”治療を受けているの?“死にたい”という症状はそんなに異常なの?じゃあ“安楽死”はどうなの?次々と疑問は絶えない。

 でもわたしは今日、このブログ上で「治したい」という気持ちを堂々と公表したいと思う。少なくともそう思い始めていることを。そしてそう思い続けられるよう背中を押してください。また来週から入院することになりそうですが、この意思を持ち続けられるよう、どうか支えてください。
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by azu-sh | 2006-12-09 12:54 | 「あづ」の一筆コラム
1・今年のあなたのヒットアイテムは?
  ハンチング帽とヒアルロン酸の保湿化粧水。あ、一年遅い?!
2・今年のあなたの大活躍とは?
  ある中国人弁護士さんの履歴書を日本語に訳しました。あはは。
3・今年のあなたのヒット映画は?
  今年は新作映画見ていません。
  はりきってDVD買って見たのはバック・トゥ・ザ・フューチャー三作。
4・今年のあなたのヒット曲は?
  一年よく聞いたのは…坂本美雨さんの「彼と彼女のソネット」かな。
5・今年一番心に残ったコメントは?
  もうブログも人生もやめようと思っていた時にいただいた何十通ものコメント。
6・今年一番言われてうれしかったセリフは?
  「くるくる(髪)が可愛い。」ですかね。
7・今年やってしまった最大の失敗とは?
  飛び降り未遂等、忘れがたい怖い思いを友人にさせてしまったこと。
8・来年こそやってみたいものとは?
  英会話、中国国内の鉄道ビンボー旅行、貯金。
9・今年のあなたの流行語大賞は?
  よく口にしたのは「ありえへん」と「再便宜点吧」(もっと安くしてよ)。
10・今年のあなたの流行ブログ大賞は?
  ユウさんのフルハウスブログ。に触発され、
  AZUのサンヘーブログ。が誕生しました。
11・今年一年で最大の出来事とは?
  ブログを開設したこと。ブログを通してたくさんの方と心の交流ができたこと。
12・自由にコメントをどうぞ。
  皆さん、あづのブログにいつも温かいご声援をありがとうございます。
ありきたりな一年振り返りバトンを作りました。このバトンはやってみたい人がぜひ自由にもらって回してくれたらと思います。できればコメント欄で“やりましたよ~”とご一報くださいね。必ず見に行くので!
13・最後にちょっぴり秘密を公開!
  わたしの英語名はFionaといいます。一体いつ使うんでしょうね。
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by azu-sh | 2006-12-08 08:27 | 「あづ」の一筆コラム
 最近飲み始めた抗うつ薬の副作用で、頭痛や立ちくらみがひどく一日のほとんどを横になって過ごしている状態です。好きな音楽を聴きながら、次のブログの記事を考えながら。これからは近所の温水プールでゆっくり水泳なんかしてみようかなと思っています。本来の中国ホームステイや上海観光、うつ病についての記事がなかなか更新できず、最近は独り言ばかり書いている状態ですが皆さんのアクセスに支えられ元気付けられています。
 今朝は朝早く目が覚め(いつもの早朝覚醒)、ぼんやりと子供の頃の夢を考えていました。将来なりたい職業について先生に尋ねられるたび、毎年毎年どれほど非現実的な答えをしていたか…我ながらちょっと苦笑してしまいました。

小学校一年生の夢・本屋さん(好きなだけ本が読めると思っていた)
小学校二年生の夢・バレリーナ(柔軟体操もまともにできないくせに)
小学校三年生の夢・旅行家(なぜか行きたいのはオランダとNYマンハッタン)
小学校四年生の夢・小説家(これこそ天職だと思い込んでいた)
小学校五年生の夢・作曲家(たぶんモーツァルトの伝記を読んだせい)
小学校六年生の夢・舞台監督(よくクラスメイトを使って劇を監督していた)
中学校一年生の夢・動物園の飼育係(これが案外本当の天職かもしれない)
中学校二年生の夢・コックさん(自分で作った料理なら痩せられる気が…笑)
中学校三年生の夢・宇宙飛行士(これは長く続いている夢のひとつ)
高校 一年生の夢・手話通訳者(この頃ボランティアで手話通訳を始めた)
高校 二年生の夢・日本画家(歌川広重の東海道五十三次を描きたかった)
高校 三年生の夢・児童文学作家(童話を書いては投稿していた時代)
今現在の夢・アメリカ大リーガー(できればNYヤンキース希望)
将来の夢・牛飼いをしながら家でジャム作り(いきなりのどかな夢です)

 結局、これといって実現しそうな夢がひとつもない(笑)。中学三年生の時は進路指導のたびに先生のお目玉を食らっていました。「一体どこの高校に行って何をやりたいの?」進路希望調査のたびにわたしの行きたい高校がコロコロ変わる、そんなわたしに愛想をつかしたのでしょう、先生も半分苦笑気味。「まぁどこでも入れてくれるところに行きなさい」という感じでした。その結果、入試が一番楽な高校を選んだ怠け者あづでした。
 
b0074017_8521346.jpgb0074017_8532462.jpg我想う。
ゆえに夢あり。
夢あり。
ゆえに人たり。

そんなことをベッドの中で考えています…。
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by azu-sh | 2006-12-06 08:44 | 「あづ」の一筆コラム